プログラム
■PROFILE | |
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大倉 由紀枝 さん (ソプラノ) |
国立音楽大学卒業。東京芸術大学大学院修了。 第13回民音コンクール第1位受賞。イタリアに留学。 『カプレッティ家とモンテッキ家』のジュリエッタでデビュー。 その後、『ジャンニ・スキッキ』のラウレッタ、『ドン・ジョヴァンニ』のドンナ・アンナ、ドンナ・エルヴィーラ、『コジ・ファン・トゥッテ』のフィオルデリージ、小澤征爾指揮『ホフマン物語』のソプラノの四役、『魔笛』のパミーナ等を演じ、好評を博す。また、二期会創立40年記念公演『お蝶夫人』ではタイトルロールを演じ、絶賛される。二期会公演『シモン・ボッカネグラ』でアメリア、『黒船』で主役お吉を演じる。新国立劇場・二期会共催公演『アラベッラ』タイトルロールを見事に歌いあげた。二期会創立50周年記念公演『フィガロの結婚』伯爵夫人で好評を博し、続いて新国立劇場『アラベッラ』のタイトル・ロール、二期会=ケルン市立歌劇場共同制作『ばらの騎士』の元帥夫人と相次いで、R.シュトラウスの大役を演じて喝采を浴びるなど、透明感を持ちながらも力強さも兼ね備えた希有な声質と、常に安定した歌唱をもって、大舞台を次々と成功へ導いている。 コンサート活動に於いては、小澤征爾指揮サイトウキネンオーケストラによるマーラー「交響曲第2番(復活)」や、ヘンデル「メサイヤ」、モーツァルト、ヴェルディ「レクイエム」、ブラームス「ドイツ・レクイエム」、ブリテン「戦争レクイエム」等幅広いレパートリーを持ち、特にN響定期オネゲル「火刑台上のジャンヌ・ダルク」(若杉弘指揮)では聖女マルグリットを歌い高い評価を得る。最近ではペーター・シュライヤー指揮ベートーヴェン「ミサ・ソレムニス」ほか、N響「第九」のソリストを務めたことが記憶に新しい。これまで国内外の著名な指揮者やオーケストラと数多く共演しており、実力と華を兼ね備えた日本を代表するソプラノの一人である。 今年6月、新国「鹿鳴館」に出演予定、国立音楽大学教授。玉川大学非常勤講師。二期会会員。 |
藤川 志保 さん (ピアノ) |
国立音大付属高校を経て、国立音楽大学ピアノ科卒業。在学中モスクワ音楽院にて研鑽を積む。帰国後武蔵野音大特修科修了。第6回かながわ音楽コンクール第2位、第14回飯塚新人コンクール第2位、ABC新人オーディション合格、イタリアマルサラ市国際コンクールファイナリストディプロマ受賞。アンサンブルピアニストとして活動。二期会オペラ研修所、国立音楽大学、及び同大学院オペラ科ピアニスト。 |